ゼミネットQ&A
このコーナーでは、ゼミネットに寄せられた、公務員受験を検討している方々からの質問や相談と、その回答をご紹介します。
公務員試験や、ゼミネットに関することで、疑問や不安を解消します。これまでに寄せられた質問・相談例を、チェックしてみてください!


法学部でないのですが…
民間企業との併願について
民間企業との併願の勉強方法
技術職希望です
コネは必要?
2年生のうちの勉強法は?
通信教育で続けられるか、モチベーションを維持できるか不安


 
法学部でないのですが…
Q 公務員試験を受験しようと考えていますが、法学部に在学しているわけではありません。そのため、法学系の勉強をほとんどしていません。(地方上級・国家II種)講座で対応できますか?また他の学習方法を併用するとしたら、何をすればいいですか?
A 不安はあるでしょう。でも大丈夫ですよ。
公務員試験受験者の中で法学部・経済学部の人がどれくらいいると思いますか?
公務員試験の模擬試験受験者の中で、法学部は22%程度、経済学部は18%程度です。つまり6割は専門の法律や経済を履修していないのです。さらに、法学部の授業で公務員試験の対策をしている、もしくは受験に役立つ授業がたくさん…ということはありません。

公務員試験対策という観点からは、法学部の人でも、一から勉強をされるケースが多く見られます。もちろん、法律の文章に慣れていたり、経済の公式を知っているというアドバンテージはあるかもしれません。しかし、文学部の人は英語や社会学などで有利な場合があります。得意不得意はその人によってぜんぜん違うといえるでしょう。

ゼミネットの公務員講座は初学者と呼ばれる、専門科目をやったことのない人向けにたくさんの工夫をしています。また、「併用する勉強方法」ということですが、例えばスクール・予備校とか基本書などを想定していらっしゃるのでしょう。しかし、ゼミネットで提供している教材と市販の参考書・問題集だけで合格した方もたくさんいらっしゃいます。
案ずるより産むが易し。目標が決まったら、一直線でダッシュです。

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民間企業との併願について
Q 公務員試験に合格したいという気持ちは強いのですが、民間企業にも興味があり、併願するべきか、公務員試験に専念するべきか迷っています。どうすればよいでしょうか?
A 民間就職が好転してる時代ですから、迷うのは当然です。どうしても公務員になりたいという意欲も大切ですが、就職活動でいろいろな企業を回り、これまで話をしたことがないような立場の人と会ったり話したりできるのも就職活動のメリットの一つです。就職活動を通して、ご自分の適性や本当にやりたいことを見つけることもできるかもしれません。

確かに民間企業との併願は、時間の制約もあり、労力も大変です。しかし、時事問題の知識などは、どちらの試験にも使えるものです。公務員でも民間での経験がある人を積極的に採用したり、民間企業との交流をしていることをご存じですか。そのようなことからも公務員でも民間でも通用する人材が求められているのです。

公務員試験の準備に使える時間と、民間就職活動でどうしても割かなければならない時間を考え、早めに公務員試験の準備を進めていきましょう。そうすれば、両方の内定をとることも可能です。 現状では興味のある企業を見てみることができるのは、大学3・4年の限られた期間だけです。いずれの進路をとるにしてもよい経験になりますよ。

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民間企業との併願の勉強方法
Q 毎日就職のことで不安な日々を過ごしています。
私は、進路を公務員一本に絞る勇気と自信が無いので、企業との併願を考えています。もちろん、公務員になりたいという気持ちはあるのですが。
企業は試験方法のひとつとしてSPI試験を課すところが多いですが、これを公務員試験対策に利用する方法はありますか。
A 民間と公務員の併願を考えていらっしゃるのですね。 お悩みは当然だと思います。公務員だけでも複数の併願が可能ですので、受験スケジュールを考えてみてください。

さて、SPI試験は企業の就職試験では導入されているところが多いですね。内容は言語、非言語の常識問題と性格検査のようなものです。公務員試験でも適性検査を課す場合がありますが、試験の中ではあまり重視されるものではありません。それよりも教養試験と専門試験、論文試験といった通常の筆記試験が重視されます。確かに教養試験の中で文章理解はSPI試験に類似する面があります。しかし、一応別個のものと考え、対策を立てた方がよいでしょう。ただ時事問題については民間就職、公務員試験とも大切な準備となります。ゼミネット教材を活用すれば、かなり民間就職対策が楽になるでしょう。

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技術職希望
Q 私は、まだ国家公務員になるか地方公務員になるか、まだ決めていません。でも、公園作りの計画などができる技術職につきたいと考えています。その場合はどの講座を受講すればいいのですか?また、行政職対応の講座では技術職の勉強はできないのですか?
A 技術系職種で、都市計画、公園管理などの技術職の仕事といえば、地方公務員(都道府県・市町村)の「土木職・建築職」といった区分になります。場合によっては農芸化学や農業土木なども公園作りということには携わります。
ただ、どの職種も「公園だけ」とはいかないのは仕方ないですね。

さて、講座ですが、ゼミネットでは土木や建築の専門対策講座はありません。ただ、国家公務員でも地方公務員でも、上級職の教養対策は同一ですので、これらの職種をご受験される方には、教養対策のみの受講をお勧めしています。

公務員の技術系と言われる職種については、仕事の中身についてよく知られていない上に、試験問題も公開されていないので、一般的に対策は難しいように思われるでしょう。特に公務員試験向けの参考書・問題集が少ない専門科目は悩みの種です。代表的な土木・建築・電気電子などについては、準ずる国家資格もあるので、その対策を併用するのが一般です。

志望の自治体が決まっているようでしたら、試験対策も含め、実際にその職種で採用になった方のお話を聞く機会があるとよりハッキリわかります。試験・採用時期にはパンフレットなども用意されていますので、各人事委員会にお問い合わせになるといいと思います。

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コネは必要?
Q 公務員はコネクションがないと不利、とよく聞きます。そう聞くと、試験勉強をしようという気がなくなります。気にすることないですよね?
A 全然気にする必要はありません。公務員試験の場合、判定は筆記試験と面接等に限られます。

ただ、実際にコネの効くといわれる自治体もあるといわれていることは確かです。どのような筋でコネが影響するかは、もちろんはっきりしないのですが、どんな場合も「一次試験は通るくらいの準備はしなければいけない」と言われます。(コネが二次試験の面接で本人の適性を判定する材料になるかもしれませんが…。)

とはいっても、中小の市町村などでそのような話を聞くことはあっても、地方上級・国家II種レベルの客観性が保証されている試験では、コネはまったく気にしなくて大丈夫です。必要なのは、まず一次試験合格に必要な学力を持っていることです。 気にしないで、マイペースで対策を進めてくださいね。

目標が定まったら、いろんな情報にアクセスしてみてください。きっと志望も、自分なりの勉強の仕方も、次第に固まってくるはずですよ。

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2年生のうちの勉強法は?
Q 私は今度大学2年生になります。国家公務員II種を目指しているのでが、自宅で勉強をしたいと思っています。2年生は何かと忙しいので3年になってから通信教育などで本格的に勉強したいのですが、なにぶん法律などに関係のない学科なのでどの程度勉強したらよいのかわかりません。2年生のうちはどんな勉強方法がいいでしょうか?
A 2年生のうちはそれほど焦って難しい問題集や参考書に手をつける必要はありませんよ。

教養試験の科目ということではなく、本当の意味での「教養」を身に付けるため、興味のわく勉強を(試験対策に縛られず)やってみてください。ただ、「やっておいた方がよい」という意味では、 いくつかのポイントがあります。

まず、大学入試以後の勉強が文科系に偏っている場合、やはり数学的なものにアレルギーのある人は多くいらっしゃいます。教養試験にも専門試験でも何かと論理的な思考、検証、計算は必要となります。一般知能分野と呼ばれる数的推理・判断推理は意識して勉強を先取りしてもいいでしょう(家庭教師・塾講師のバイトはGoodですね)。

また、行政職で苦労する専門科目は、経済です。ミクロ・マクロが中心ですが、2年生のうちは公務員試験特有の計算問題は抜きで、経済学の全体像をつかむような勉強をするといいでしょう。

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通信教育で続けられるか、モチベーションを維持できるか不安
Q 飽きっぽいので、通信講座でどこまで続けられるか不安です。くじけずに頑張りたいですけど・・・
A 残念ですが、通信教育に限らず、勉強の途中で受験準備をリタイアしてしまう人はいらっしゃいます。ただ、意外かもしれませんが「勉強が辛いから」とか、「勉強に集中できないので」ということを理由にする方は少ないのです。大学生の場合、「公務員と民間の併願を考えていたが、民間企業に絞ることにした。」このような理由が多いといえます。これからの仕事を決める大事な決断です。目標が明確になりさえすれば、勉強自体は手段でしかありません。目標が明確になっていないのに、たとえ予備校で授業を受けたとしても、モチベーションを維持することはできないでしょう。「公務員になりたい!」というモチベーションの維持と、そのために必要な手段としての勉強は、いったん切り離して考えてみましょう。

さて、通信講座のメリットは、自分の生活・環境に合わせて効率的な学習スタイル・スケジュールが取れることです。しかしこの自由さが逆に強制力がないと感じられます。もし自分が机に向かうことに不安を感じているのなら、その自分のスタイルに合わせて通信教育を利用すればよいのです。

まず、勉強の環境を整備しましょう。勉強はどこでするのか、毎週何時間勉強するのか、目標をどの程度にするか、どんなスタイルでやるかなどです。飽きっぽいといわれる人にお勧めしたいのは、長い休暇(夏休み・冬休み)を利用した短期集中のスケジュールを中心にすることです。それ以外の期間は、マイペースで自分に無理のないスケジュールを組むのです。

そして、次に精神面を整備します。これが本当の意味でのモチベーションです。それは、どうして自分は公務員を目指すのか志望を明確にすることです。逆に民間企業を調べてみてもいいでしょう。官庁のパンフレット・公報を読むと興味が深まります。積極的に公的なイベントに参加してみるなど、方法はたくさんありますよ。

最後は、必ず合格レベルにいけると信じること!合格した先輩たちも、あなたと同じ受験生だったのです。違いは、先輩たちは最後までやりぬいたこと。あなたのこれからの努力で可能性はどんどん高まっていくということです。がんばってください!

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