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パリティ価格とは、転換社債型新株予約権付社債の理論価格であり、転換価格÷株価×100で求められる。

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(株価÷転換価格)×100が正しい計算式となる。なお、転換社債型新株予約権付社債の価格上昇要因には、@株価の上昇A金利の低下Bクレジット・スプレッドの縮小などがある。

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パリティ乖離率は、(転換社債価格−パリティ価格)÷パリティ価格×100で求められる。パリティ価格よりも転換社債価格が高い場合には債券のままで売却したほうが有利であり(順乖離という)、反対にパリティ価格のほうが高い場合には、株式に転換し売却したほうが有利(逆乖離という)とされている。

この文章のとおりである。また償還が近づけば近づくほど100円に近づくため乖離が開くなる場合がある。

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転換価格1,000円、新株予約権付社債の価格104円 転換対象の株式時価1,030円の場合のパリティ価格は、103円であり、パリティ乖離率は、0.93%である。(小数点第3位以下切り捨て)

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パリティ乖離率は、0.97%である。
パリティ価格=1030÷1000×100=103円。乖離率=(104−103)÷103×100=0.97%