ここから確認・数的推理「再」入門
基本も基本、超基本の数学から始めるこのコーナーの目的は、「スタートの確認」と「ゴールの確認」にあります。公務員試験の数的推理は、微積分のような高度な知識は必要ありません。基礎的なテクニックを着実に積み上げることだけで正解に到達できます。第4回目は、方程式のテクニックを「再」入門!
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第4回 移項・代入・同類項?・・・方程式
 

まずは、「2次方程式の解の公式」、「因数分解」、「たすきがけ」は回復しておこう!

イラスト

【問題でシミュレーション】
1の位が7の2ケタの整数がある。この整数と、1の位と10の位を入れ替えた数との積は2701となる。もとの整数の10の位はいくつか。

解説
もとの整数の10の位をxとすると、
もとの整数は、(10x+7)
入れ替えた数は、(10×7+x)
(10x+7)(10×7+x)=2701
式を整理して (10x+7)(x+70)=2701
左辺を展開して 102+707x+490=2701
右辺の2701を左辺に移項して 10x2+707x+490−2701=0
10x2+707x−2211=0


☆ 2211を素因数分解! 2211=3×11×67
→xは10の位だから1桁! 3で決まり!
一応・・・たすきがけ


以上から、10の位は3


解答 3

ゼミネット公務員講座では、図表・イラストを利用してわかりやすく解説しています。
次回は
2%+5%=?・・・食塩水(割合)」です。ご期待ください。

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